みんなの夢AWARD7 ファイナリスト山本亮さん 「茅葺庵」来年からの運営正式決定!
みんなの夢AWARD7ファイナリスト山本亮さんの「里山まるごとホテル」構想。
中核施設である「茅葺庵」の運営が来年2月に開始することが正式に決定致しました!
“世界農業遺産の土地で味わう、懐かしいような新しい旅”がキャッチフレーズの
「里山まるごとホテル」。
自然と寄り添う農村の生活、“暮らすように旅することで味わえる能登の日常の魅力”
を味わえる宿泊施設です。
輪島市の里山、三井の里全体をホテル施設とし、宿、アクティビティ、
リラクゼーション、そして食を、村の人々が提供します。
国の農泊事業として、農林水産省の平成29年度農山漁村振興交付金の対象にも
選定されている「里山まるごとホテル」構想ですが、始まりは、
東京農業大学在学中の山本さんが訪れた「茅葺庵 三井の里」にありました。
山本さんは、そこでの時間、風景、そして美味しい食事に惚れ、
能登への移住を決めたそうです。
「茅葺庵」は、築150年の茅葺の古民家を移築した
地元住民と観光客用の憩いの場。かつては、地元のおばちゃんの作る
美味しい料理が食べられる人気の休息所でした。
しかし2014年、指定管理者が外部の民間業者に変わり、地元の利用客が激減。
指定管理業者は2016年には業務を縮小し、茅葺庵は廃業の危機に至りました。
そこで生まれたのが、山本さんと地域住民が立ち上げた地域づくり団体と
「里山まるごとホテル」計画。
「茅葺庵」を食事処のついたホテルの拠点施設にし、通常のホテルでいう
レセプションとして使うことが中心的構想の一つとなりました。
「里山まるごとホテル」構想がみんなの夢AWARD7で
ファイナリストとして選ばれてからちょうど10ヶ月。
12月21日に閉会した輪島市会議において、
山本さんの提出した茅葺庵の管理運営計画が採択され、
来年度から茅葺庵での飲食店の運営開始が決定しました。
この採択に基づき、2018年2月1日には
茅葺庵管理運営のための株式会社が立ち上がる予定で、
4月1日に「茅葺庵」がリニューアルオープンすることが決まりました!
「里山まるごとホテル」運営開始に向けた、記念すべき一歩となります。
みんなの夢AWARD7では過去最大数の企業からのサポートを得たこのプロジェクトですが、共催の一般社団法人ソーシャルビジネス・ドリームパートナーズからも、出資と取締役を派遣する予定です。
これからもみんなの夢AWARDは全力で、山本亮さんの「里山まるごとホテル」事業を応援していきます。