【開催御礼】みんなの夢AWARD9 ご来場ありがとうございました。
2019年2月25日(月)舞浜アンフィシアターにて
「みんなの夢AWARD9」が開催されました!
厳しい選考を経て、500名のエントリーから選ばれた
7人のファイナリストがプレゼンテーションを披露。
5名の審査員、協賛企業、協力自治体と来場者の投票により、
グランプリと準グランプリが決定されました。
グランプリは「地域を愛する観光地域づくりプランナー」田澤麻里香さん
■グランプリ 田澤 麻里香
5年後の肩書き 株式会社KURABITO STAY代表
実現したい夢 世界を魅了する「酒蔵ホテル KURABITO STAY」を成功させ、100年後も誇れる故郷を守り繋ぐ
地域にあるもの、日本にあるものの魅力を最大限に引き出す観光で
その魅力を守り続け、地域を元気にし次世代に繋げていきたい。
田澤さんが着目した日本酒の「酒蔵」という文化資源、
その生産オフシーズンを利用した、「KURATSUBO STAY」。
地域に残る様々な技術や文化資産、それを造る人と人、
そしてそれを観に来る観光客とを繋げることで地域を活性化する。
文化、経済、そして生活を循環させ守り続ける「地域を観せる」成功の「方程式」。
自身の故郷佐久地域から全国に広げて日本を元気にしたいと語りました。
グランプリの田澤さんには、
ソーシャルビジネスとして展開して行くための最大2000万円の出資交渉権と、
副賞として100万円の「夢支度金」が授与されました。
準グランプリは2名:「AEDの革命児」岡田紗季さん、「働き方のフランチャイザー」中村朱美さん
■準グランプリ(1人目) 岡田 紗季
5年後の肩書き AEDの革命児
実現したい夢 救えるはずの命が救われる社会を創る
使用率、また心停止した当事者に運ばれるまでの運搬時間など、
心停止の対処には画期的なはずのAEDには課題が多く、設置数は多くとも、
救えるはずの命が救えていない。
その課題を解決するためのデバイス「AEDi」を開発する岡田さん。
「心停止をしている人が居たら助けよう」という意識を高める社会教育の難しさを受け止め、誰にでも「命を救うプロセス」に知らずとも協力してもらえるシステムをつくるべく、実用化を進めている。
準グランプリの岡田さんには、
賞状と、副賞として10万円が授与されました。
■準グランプリ(2人目) 中村 朱美
5年後の肩書き 働き方のフランチャイザー
実現したい夢 飲食店から始まる、日本の働き方改革 ~朝ご飯も晩ご飯も家族で食べられる、持続可能な働き方~
飲食業界から働き方改革のモデルを全国に広げる。
冷凍庫がないフードロスゼロ、ランチ営業のみ午後6時完全退社の飲食店。
持続的な低空飛行のあり方を追求したことで、今までは不可能だと考えられていた飲食業の働き方の課題解決を実現した。
その「百食屋」が、1日50食限定、2人で運営できるフランチャイズモデル「百食屋1/2」を提案する。様々な人が、地方の活性化への貢献も視野に入れられる、自分の大切な人やことに時間を費やせる、幸せの循環づくりができるモデルを全国に広げる。
準グランプリの中村さんには、
賞状と、副賞として10万円が授与されました。
協賛企業による夢応援プラカード掲出
当日は多くの協賛企業も集まり、
ファイナリストの夢の応援へのプラカードの掲出をしていただきました。
1人目:坪井俊輔さん
5年後の肩書き 宇宙と教育と農業のトライセクターリーダー
実現したい夢 世界中の農業をもっとスマートに
神明ホールディングス、エイト、SFPホールディングス、グリットグループホールディングス、野村證券
2人目:及川凜々子さん
5年後の肩書き 史上最年少トップスーパーフードマイスター
実現したい夢 日本の中学・高校の学食メニューを変え、生徒が手軽にバランスの良い昼食を食べることができるようにする。
アサヒビール、サントリー酒類、ワタミ、面白法人カヤック、ヤマサ醤油、テクノブレーン
3人目:池嶋亮さん
5年後の肩書き 外遊びプロデューサー
実現したい夢 外遊びを日本の文化にし、日本を世界一面白い国にする
面白法人カヤック、エイト、グリットグループホールディングス、レイメイ藤井
4人目:岡田紗季さん
5年後の肩書き AEDの革命児
実現したい夢 救えるはずの命が救われる社会を創る
石坂産業株式会社、エイト、福島工業、レイメイ藤井、アイサイト、大和システムクリエイト
5人目:木戸俊介さん
5年後の肩書き 5足のワラジを履いて出場したパラリンピアン
実現したい夢 バリアエンターテインメントを合言葉に誰もが挑戦できる『ユニバーサルパーク』を神戸で実現すること。
アサヒビール、サントリー酒類、ワタミ、エイト、野村證券、テラスカイ、バリオセキュア
6人目:中村朱美さん
5年後の肩書き 働き方のフランチャイザー
実現したい夢 飲食店から始まる、日本の働き方改革 ~朝ご飯も晩ご飯も家族で食べられる、持続可能な働き方~
神明ホールディングス、アサヒビール、オタフクソース、グリットグループホールディングス、野村證券、ハウス食品、福島工業、ヤマサ醤油
7人目:田澤麻里香さん
5年後の肩書き 株式会社KURABITO STAY代表
実現したい夢 世界を魅了する「酒蔵ホテル KURABITO STAY」を成功させ、100年後も誇れる故郷を守り繋ぐ
アサヒビール、エイチ・アイ・エス、サントリー酒類、面白法人カヤック、グリットグループホールディングス、三陽物産、三井食品、ワタミ
スペシャルプログラム
〜SPECIAL PROGRAM 1〜
過去ファイナリストの今
中野マクレーンさん(株式会社マジカルハートビート)、吉藤オリィさん(株式会社オリィ研究所)、温井和佳奈さん(株式会社ブルーミング・ライフ)、大津たまみさん(株式会社リンクリンク)が参加し、渡邉審査員長と、夢AWARDへの出場がもたらしたものについて、そして現在の活動についてを語りました。
〜SPECIAL PROGRAM 2〜
東西よさこい対決
早稲田大学 踊り侍と同志社大学京都 よさこい連 心粋(こころいき)が今年もアンフィシアターで踊り対決!
〜SPECIAL PROGRAM 3〜
過去ファイナリストリレートーク
なんと15名の過去ファイナリストが勢揃いし、現在の夢をリレートークという形で発表いたしました!
《参加された過去ファイナリスト》
山内一成(みんなの夢AWARD3)、吉田良二(みんなの夢AWARD4)、教来石小織、如月音流(みんなの夢AWARD5)、葦苅晟矢、千葉龍一、小幡和輝、染谷ゆみ(みんなの夢AWARD6)、麻植有希子、高松瑞樹、山本亮、中川ケイジ(みんなの夢AWARD7)、尾中友哉、八木大介、松原淑美(みんなの夢AWARD8)
プログラムエンドロール
これから
『発掘』から『育成』へ〜新たなステージに向けて〜
渡邉美樹
(「みんなの夢AWARD9」パンフレットより抜粋)
2010年に日比谷公会堂で「みんなの夢AWARD」が産声を上げて以来、毎年回を重ね、今回で9回目を迎えることになりました。皆様からの変わらぬ暖かいご支援に心より感謝申し上げます。
公益財団法人みんなの夢をかなえる会(以下、当会)は、これまで社会を良くする夢の『発掘』、すなわち「0→1」(「夢」を持たない人や諦めてしまった人が夢をもち、夢の実現に向けて第一歩を踏み出すこと)のお手伝いをして参りました。
2010年より全国で開催してきた「みんなの夢シンポジウム」で夢の大切さについて伝えて参りました。次に「未来の名刺」で5年後の夢(肩書)を名刺にすることで夢をリアルにイメージしていただきました。そして、その夢をかなえるために具体的な一歩を踏み出した人が「みんなの夢AWARD」にエントリーし、発表してもらうことで、会場の参加者一人ひとりに「よし、私も夢の実現に向けて一歩を踏み出そう!」と決意していただく。同時に、ファイナリストの夢の実現を実際に支援させていただく。この9年間は、少しずつブラッシュアップしながら、そのような活動を継続して参りました。
一方で、超少子高齢化社会の到来により、日本の経済成長率は長きにわたり低迷しています。税収は伸びず、社会保障費は年々膨れ上がり、財政赤字は先進諸国でも突出したレベルにまで膨れ上がっています。特に地方の疲弊は著しく、地方創生の掛け声だけは聞こえてきますが、地方都市の経済は一向に上向きません。日本の中小企業の黒字率は30%程度であり、多くの中小企業が赤字に苦しみ、新たな雇用を生み出す余裕もありません。このような状況を打破するためには、当会もまた、10年目の節目に自らの活動を見直していく必要があると考えます。
素敵な夢を持つ中小・零細・ベンチャー企業の経営者を応援し、それぞれの経営者が素敵な奇跡をおこし、雇用や納税を増やし、地域社会の発展に貢献する。それぞれの経営者が、SDGsを自分事として捉え、「会社の業績(=納税)」「SDGsの目標達成への関与」「社員の幸せ」という三つの目標を同時に実現する。
そのためには、起業家をゼロから『発掘』するよりも、既存の中小・零細・ベンチャー企業の経営者を応援し『育成』していきたいと考えております。『発掘』から『育成』へ。つまり「1→2」「2→3」の支援を中心に活動をして参ります。
そしてそれは、既存のビジネスモデルが壁にぶつかっている経営者に対して、新規事業や新商品・新サービスの開発を支援することで、結果として「0→1」も同時に生み出していくことに繋がると考えています。
当会は、2019年度より活動内容を一新し、「実践経営塾」をメイン事業と位置づけます。「みんなの夢AWARD」は、実践経営塾の受講生による「実践経営塾AWARD(仮称)」として生まれ変わります。
これからも、引き続き皆様のご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
写真で振り返るみんなの夢AWARD9
みんなの夢AWARD9ステージセット
会場の舞浜アンフィシアターメインエントランス
「企業・自治体と学生の交流会」
「社会を一歩良くする夢」をキーワードに集まる企業・自治体と学生が話す他にはない交流の場。「知っている企業の企業の新しい一面を知ることができた」と今年も好評でした。
自治体ブースも大人気でした。
本編プログラム前に会場で開催された「みんなの夢学生AWARD presented by NIPPON IT チャリティ駅伝」。7つの学生団体が登壇し、活動報告そして夢を語りました。
「みんなの夢学生AWARD」の審査員は、ITベンチャー協賛企業の社長の皆さま。
続いて、「みんなの夢AWARD9×総務省ふるさとワーキングホリデー presented by SHINMEI」が行われ、総務省職員様と学生がパネルディスカッション。
本編会場メインシアター。今年は、SDGsについて知る・考えるきっかけになってほしいと、プログラム中にも大きく取り入れました。
「みんなの夢学生AWARD」のグランプリは、会場中のメインシアターステージでプレゼンを披露!
銚子商業高校チアガールが会場を盛り上げました。
オープニングを飾ったのは郁文館高校書道部の迫力満点のパフォーマンス。キャッチフレーズの「日本全国夢おこし」を書きました。
そして、ファイナリスト7人の登場。ファイナリストが初めて、2,170人の客席にお客様が座られているシアターに登場しました。
今年の審査員は、この5名の皆様。
7人のプレゼンが終わった後は、弁天神社の洗い銭の5円玉で会場全員が投票。
こうして「みんなの夢AWAR9」も無事盛況のうち、幕を下ろすことができました。
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
ファイナリストの皆さま、協賛企業、関係者の皆さま、
「みんなの夢AWARD9」を応援してくださいました
全てのみなさまに感謝を申し上げます。