みんなの夢をかなえる会の2023年度 総会・定時評議員会が開催されました。
100名を超す多くの支援者が参加されました。
総会では、当会の事業の一つである“渡美塾”(経営塾)でスリースター認定された二人の経営者が渡美塾で学んだことについて発表してくれました。
また、「みんなの夢AWARD13」「高校生みんなの夢AWARD3」のファイナリストの情熱的なプレゼンテーション、審査員からの厳しくも愛情あるアドバイス、ファイナリストたちの喜びの声などをまとめたダイジェスト動画が流されました。
夢は、その人が生まれてきたからこそ起こる素敵な“奇跡”です。渡美塾の塾生や夢AWARDにエントリーした社会起業家や高校生たちが、これからたくさんの素敵な“奇跡”を起こしてくれることでしょう。
Ⅰ.2022年度の事業報告
【事業1.渡美塾】
3クール開催し、合計255名(1クール平均85名)の経営者、経営幹部の皆様に受講していただきました。渡邉美樹流経営術を学び、雇用と納税を生み出し、本業を通じて社会問題を解決しながら、同時に学んだことの普及啓発に努める渡美塾スリースター塾生も10名生まれました。
【事業2.みんなの夢AWARD13】
13回目となる「みんなの夢AWARD13」は、3月14日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で4年ぶりにリアル開催できました。356人の起業家がエントリーし、一次・二次予選を勝ち抜いた7名がファイナリストとして1,000人を超える聴衆に夢を語りました。7名のうち2名はなんと中学生起業家。審査員は日本を代表する投資家である澤上篤人氏と藤野英人氏。グランプリは「社会は変えられる、と思う子どもたちを増やしたい」のたかまつななさん、準グランプリは「日本の農業の素晴らしさを世界へ」の山崎繁幸さんが受賞しました。
AWARDを通じて、社会問題を解決する社会起業家を発掘、育成、支援するとともに、ファイナリストの思い溢れる“夢”を聴くことで、聴衆一人ひとりが自らの夢について考えるきっかけを提供しています。
【事業3.高校生みんなの夢AWARD3】
3回目となる「高校生みんなの夢AWARD3」は、全国63校から176人の高校生がエントリーしました。600人近い高校生がエントリーに先立ち「ソーシャルビジネス学習プログラム」(SBLP)で学習しました。SBLPは、高校生が自ら解決したい社会問題を特定し、それを解決するビジネスアイデアを考えるプログラムです。
176人の中からファイナリスト10人選ばれ、国立オリンピック記念青少年センターで社会問題を解決するビジネスアイデアを発表しました。グランプリは「都市蜜源を有効活用せよ!」の京都先端科学大学付属高等学校の山路薫さん、準グランプリは「Follow Your Dream~次世代型学童で外国にルーツを持つ子どもたちに居場所を~」の郁文館高等学校の吴彦祖さんが受賞しました。
起業家が生まれづらい日本で、起業家を目指す若者のすそ野を広げるとともに、高校生が社会問題に関心を持ち、自らの“夢”や“進路”について考えるきっかけを提供しています。
Ⅱ.2023年度の事業計画
【事業1.渡美塾】
3クール開催し、合計240名以上(1クール平均80名)の経営者、経営幹部の受講を目標とします。そして、スリースター経営者40名を目指します。
【事業2.みんなの夢AWARD14】
500人以上の起業家のエントリーを目指します。また、3月12日のファイナルでは、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で2,000人の集客を目指します。
【事業3.高校生みんなの夢AWARD4】
高校生のエントリーが6月4日に締め切られており、エントリー目標500人に対して608人がエントリーしてくれました。8月8日のファイナルでは、国立オリンピック記念青少年センターの大ホールで750人の集客を目指します。
【事業4.高校生ダンスAWARD(仮称)】
ストリートダンスの競技人口は2,000万人を超えたと言われており、高校生を対象としたダンス大会を東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で毎年開催する準備をいたします。
大会会場はワタミオーガニックランドの野外音楽堂とし、参加する高校生はプロによるダンスレクチャーでダンススキルの向上を図るとともに、有機農業や被災地の現状について学び、命・環境・地方創生・夢について考える機会とします。また、地方創生・震災復興のモデルとします。
2023年度も、職員一同、一丸となって、各事業を推進してまいる所存です。
皆様の変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。